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タイヤの装着位置を交換することをローテーションといいます。
タイヤは車種や装着位置によって摩耗が異なります。ローテーションを行うことで、タイヤの減りを均一にし、長持ちをさせることができます。必ず専門店の指導のもとで、約5,000km走行を目安とした定期的なローテーションをお勧めします。 |
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タイヤの外径はそのままに、リム径の大きい低扁平タイヤに変更することをインチアップといいます。
インチアップするとタイヤの剛性が上がり、「走る・曲がる・止まる」能力が向上します。しかし、最近ではルックス向上だけを目的にインチアップしているケースも少なくありません。タイヤをインチアップする際には、安全のため正しいインチアップの知識を身につけていただくと同時に、信頼できるタイヤ販売店や整備工場でよくご相談ください。 |
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●運転が向上します
ハンドルを切ったときのタイヤのたわみが減少するため、レスポンスがよくなり、コーナリング時の安定性が向上します。また、中・高速域での操縦安定性が向上します。
●ブレーキングが向上します。
ブレーキを踏んだときのタイヤのたわみが減少するため、しっかり感が向上。ブレーキング時の安定性を高めます。
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●乗り心地がすこし堅めになります。
タイヤ断面の高さが低いことで、タイヤのたわみが減少。
路面からのキックバックがダイレクトに伝わるため、乗り心地がすこし堅めになります。また、走行音もすこし大きめになります。
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タイヤの負荷能力にご注意。 |
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タイヤはサイズごとに支えられる重さ(負荷能力)が規格で定められています。
インチアップするサイズの負荷能力が、標準タイヤの負荷能力を下回らないようご注意ください。負荷能力の指数であるロードインデックスを参考に適正なサイズを選択して下さい。 |
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タイヤの外径は、ほぼ同じ物を選定しましょう。 |
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タイヤの外径が大きく変わると、スピードメーターの誤差や、車体への干渉が生じる可能性があります。 |
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タイヤの総幅は車体に合わせて選定しましょう。 |
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タイヤの幅を広げすぎると、車体部分と接触する可能性があり危険です。
また、フェンダーからのはみ出しは法規上認められていません。じゅうぶん注意して適正なサイズを選択してください。 |
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装着していないタイヤは、ガレージなどの雨や直射日光の当たらない場所(高温・多湿はさける)で保管しましょう。
また、モーターやバッテリーなどのオゾンが発生する機器および、油やストーブなどの、タイヤを劣化させるものを近くに置かないようにしてください。このように保管すると、タイヤの鮮度を保つことができます。

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タイヤ各部の名称と寸法です。 |
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タイヤの空気圧が不足した状態で走ると、燃費が低下するだけでなく、タイヤが異常に発熱し、最悪の場合バーストの危険性もあります。
タイヤの空気圧は、徐々(自然)に低下します。このため、スペアタイヤを含め、すべてのタイヤの適正空気圧を定期的にチェックするようにしましょう。
特に、扁平タイヤの空気圧不足は見た目では分かりづらいため、必ず冷間時にエアゲージによる点検をしましょう。
なお、タイヤサイズを変更する際の空気圧はタイヤ販売店にお尋ねください。 |
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愛車の指定空気圧を確認しておきましょう。 |
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車には、自動車メーカー指定のタイヤサイズと空気圧が設定されています。(フロントドア付近に表示されてい李場合が多い。)
車種によって表示プレートの位置が異なりますので、ご自身で確認いただき、走行前には適正空気圧かどうか点検してください。 |
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タイヤの摩耗が進行すると、運動性能が低下するだけでなく、雨の日の走行では排水性が低下し、
最悪の場合ブレーキやハンドルが効かなくなるハイドロプレーニング現象が起きやすくなります。摩耗限度の目安であるスリップサインが現れたら、直ちに交換しましょう。 |
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スリップサインってなに? |
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タイヤの溝の底にある盛り上がった部分のことで、それはトレッド金属の4~9カ所にあります。トレッドが摩耗して溝の深さが1.6mm以下になると、そこがトレッドと同じ高さになり、スリップサインが現れます。このサインが現れたときを、摩耗によるタイヤの使用限度としています。(法規制) |
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タイヤのキズは大丈夫? |
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タイヤにキズがあると、タイヤの性能を維持できなくなる恐れがあります。また、コードに達している外傷やゴム割れのあるタイヤは非常に危険なため、使用しないでください。
日常点検は必ず行い、タイヤにキズ等を発見したら、直ちに点検を受けてください。 |
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サイドウォールが変形していませんか? |
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サイドウォールの一部に、盛り上がったような変形を発見したら、至急にタイヤ交換を行って下さい。
この変形は「ピンチカット」と呼ばれ、縁石に強く乗り上げた際などに、サイドウォール部分が衝撃を受け、タイヤ内部のコードが切れてしまっている状態なのです。
このまま走行を続けると大変危険です。 |
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バルジデントについて |
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適正な空気圧にも関わらず、サイドウォール部に帯状の凹凸が発生することがあります。これはタイヤの内部構造による「バルジデント」と呼ばれるもので、不良品ではありません。 |
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